窓の外から猫の声🐈🐈🐈

2.5次元とか特撮とか。漫画や小説。平野良と望海風斗。

生執事

生焼けの執事さん…ではもちろんなく。

ミュージカル「黒執事」のことをこう呼ぶそうです。原作漫画やアニメとの区別ですね。

原作は途中まで、アニメは全部観ましたが原作とあまりにも違っていてビックリしました。声優さんは良いのになあ。

あ、声優さんはあまり分からないのですが、東映特撮に出てくれると覚えます。アニメのセバスチャン(執事さん)役の小野大輔さんは「仮面ライダー電王」映画版シリーズにテディというイマジン役だったので覚えました。後「黒子のバスケ」の緑間。他は分からない。坊ちゃんの坂本真綾さんは同じく「電王」のリュウタロス役の鈴村健一さんの奥様って覚えた。

生執事のセバスチャンは初代が松下優也さん(うちの妹がFCに入っている)、2代目が古川雄大さん。坊ちゃんは子供なので代替わりが激しいです。


最初は何から辿り着いたのか忘れましたが、某動画サイトで元雪組男役の神月茜さんことAKANE LIVさんの劇中歌を聴いたのが嵌るキッカケ。

「黒執事〜地に燃えるリコリス〜」のマダム・レッドの長いナンバーでした。この歌が素晴らしかったのです。震えが来ました。ネタバレは避けたいので説明が難しいのですが、『血を吐くような絶唱』と言って間違いないソロ・ナンバーです。

妹と思わず顔を見合わせたのを覚えています。速攻でネット購入しましたよね。全部ちゃんと観たい!と。

結局それまでに出ているDVDは全部買い、妹は松下くんのファンになりました。私も好きですが私には馬場良馬くんがいるので…。

「リコリス」の再演が決まったけれど、セバスチャン役は交代。でも古川くんなら仕方がない。決定発表とビジュアル公開が同時だったのでもう納得するしかない。美しい…禍々しい程に美しい。これはしょうがない、いや、むしろ古川くん以外の2代目は考えられない。

以後は上演された3作品全て観劇しました。チケ取りに久々に必死になりましたよ。

他の2.5次元舞台を貶めるつもりはありませんが、装置・衣裳・音楽・演出…出演者のレベルも含めて総合的に生執事は他とは一線を画す出来だと思います。もちろん最初からそうだったわけではないですが。

宝塚や東宝ミュージカルと比較するのは野暮ってものです。そもそも歴史が違う。宝塚も105年前はプールに板を渡した余興の桃太郎だったことを忘れてはいけません。2.5次元はまだ生まれて少しの赤ん坊同然なのですから。

一緒くたに「2.5次元なんて」と一刀両断にすることは簡単です。実際全てが稚拙で頭抱えた作品も多い。別に私は「ファンがいるのだから批判は控えるべき」なんて優しさは持ち合わせておりません。ただ赤ん坊をいたぶる程悪趣味でもないだけです。


たまに宝塚で「黒執事」を…というリクエストも見かけますが、無理でしょう。なにしろ主役の片方は11歳前後の子供。娘役が演るにも難しい。ヒロイン?のエリザベスだって12歳です。セバスチャンは男役で観たくなる気持ちは分かりますけどね。

古川雄大くんがめっきり東宝ミュージカルに忙しい昨今、続きが上演されるのか不明ですが…納得のいくキャストならば、また劇場に足を運びたいと思います。

ドルイット子爵の取り巻きの女S・不二子

×

非ログインユーザーとして返信する