誰かのFCにも友の会にも入っていない私は、宝塚を観劇するのに専ら「貸切公演」を利用しています。

次の「壬生義士伝」も３回チケットを確保していますが、全部貸切公演です。

ｅプラス、阪急交通社、読売ファミリー。だいたいいつもこんな感じです。

初日とか千秋楽とかにこだわりはないし、観れるならまあ何でもいいのです。千秋楽は最近はライブ・ビューイングに行きますしね。

「ファントム」もなんだかんだで生で３回、ライビュで２回観られましたし。

聞くと最近の宝塚は団体に力を入れているとか。私の行く貸切もそれに当たるのかしら？ だとしたらありがたいことです。

昔は誰かしらのFCに入っていたからそこで頼んでいたし、他組もそちらのFCに入っている友人に取ってもらっていました。

偶に自力でという時もありました。まだ携帯電話が普及してない時代、家の電話がこれがまたまだダイヤル式でね〜もう指が千切れそうでした。もしかして若い方にはダイヤル式ってお分りいただけない？

そうやって必死になって取ったチケットでも「私よりこの人が観るべき」と思ったら躊躇いなく譲っていたのは何故なのでしょう？ 自分でも当時の自分がよく分からない…。

別に優しさとかそういうのではない。そもそも私は優しくはないのです。

なんだろう…「舞台が呼ぶ」と言ったら変かもしれないですが、観るべき人を選んでいるという感覚。それを感じてしまったら、自分でも制御は出来ない。その人にチケットを渡さなければ後で悔いることになる。

実際そうして譲って後悔したことはありません。まあ滅多にありませんけどね、そんなこと。

譲れない時は譲りませんよ、さすがに。ずっと応援していた方の退団公演の千秋楽とか、お金積まれたって譲らない。

今と違ってネットでのやり取りなどなく、裏取引とでも言いたいくらいよく分からないところでチケットの取引がされているとかいないとか。結構とんでもない金額だったようですが、お金で買えないものもありますよね。それともお金に魂まで売る人が多いのかしら？

「綺麗事」と片付けてしまうのは簡単でしょうけどね。本当、チケット・サイトとか醜い金の亡者だらけ。誰より自分に恥ずかしくないのかなあと思うのは、私が古い人間だから？

あ〜いつもと同じく脱線しました。

貸切公演、本当助かります。これからも宜しくであります！

貸切公演の為に読売取ってる女Ｓ・不二子 ←嘘ですけど。