パクリ? 盗作?
「追想」(原題「Anastasia」)、イングリット・バーグマン&ユル・ブリンナー主演。
1956年に制作されたアメリカ合衆国の映画。ロシア帝国のアナスタシア皇女が存命するという巷間の伝説を元にした映画。 マルセル・モーレットによる戯曲の映画化。両大戦間のフランスが舞台。(ウィキペディアより)
この映画を観たのは高校生くらいの年齢の時。はっきりと思い出せませんが、ある意味で大変に衝撃を受けた作品でした。
そっくりだったんですよ……宝塚雪組公演「彷徨のレクイエム」(作・演出 植田紳爾)の第三部に。何もかもが!
ついでに言うと第二部は「カサブランカ」にそっくりでした。
当時は著作権に関する知識があまり無く、盗作なのか否か分からなかったけれど、とりあえずプログラムには原作「追想」とか「カサブランカ」より、とか書いてはいなかった。モーレットの戯曲が著作権切れてたのかしら? まさかね。「カサブランカ」だって切れちゃいないでしょう。切れていたとしてもパクって良いということにはならない。
ネットのない時代だから言及されなかったのかなあ。いやしかし気づくでしょうよ。バーグマンはこの作品でアカデミー賞取ってるんだし。
はっきり言いますよ、パクリです。盗作です。違うと言うなら私が納得する答えをください。
退団されましたが、演出家の児玉明子さんが以前に盗作疑惑で騒がれましたよね。もちろんやってはいけない事です。
その話を聞いた時「でもな〜理事長まで務めた演出家自ら思いっきり盗作してたくらいだからな〜」と思いました。
どのくらい似てるのかと思うでしょ? ほぼそのまんま!…です。なんつーか二次創作同人作家でももうちょっと正典に敬意を払うわな…ってレベル。
宝塚ファンをどんだけ無知だと馬鹿にしてんのかなぁ?って感じです。
第一部の元ネタは見つけてませんが、あれだけはオリジナルなのか? ただ私が知らないだけなのか?
厚顔無恥ってこういう時に使うのかな。仮にも脚本家を名乗るなら最低でも盗作だけはしてはならない。当たり前過ぎて誰も教えてくれなかったのかしら?
これに限らず探せば他にもパクリ作品あるかもね。彼以外にも。
「彷徨のレクイエム」、今上演したらボコボコに叩かれるんじゃないかな。しかも名作をパクっているのにこの作品は駄作なのがすごいって言うか怖いって言うか。
脚本家としてもダメダメだけど演出家としてもダメダメなのな〜。
あ、好きな人ごめんなさい。駄作メーカーも彼に限ったことではないって思ってますよ。
とりあえず盗作だけは止めてね!
宝塚の恥だからね!
不二子