「ルパン三世」は原作を少し読んだ事があるのと、初期のアニメを観てたくらいです実は。その後は偶に…程度。

「カリオストロの城」はルパンと認めない派です、割りと過激派。ちなみにジブリアニメは「風の谷のナウシカ」しか観た事がありません。

宝塚版のルパン三世は良く出来ていたと思います。オリジナル・ストーリーなのも基本短い話を連ねるタイプの原作なので抵抗も少なかったのではないかと。

私の HN の “不二子” は、峰不二子から採って…ません（笑）。

本名のもじりでして、後から峰不二子と同じ名前やったわ〜と気付きました。

アニメの峰不二子の声優さんというと、増山江威子さんを思い浮かべる方が多いと思います。まあ長く演ってらしたし。私にとっては増山江威子さんはキューティー・ハニーの方なんですけどね〜。

これまでに峰不二子を演じた声優さんは、二階堂有希子さん・増山江威子さん・小山茉美さん・沢城みゆきさん（現在）、でしょうかね？ 誰か抜けてます？

で、タイトルですよ。私は二階堂有希子さんの峰不二子が一番好きです。

まあどの不二子も原作とは違うというか、アニメ自体が原作と似て非なる物で、しかもおそらくアニメのルパンのファンで原作までしっかり読んでいる人はあまりいなかろうと思うのです。

声優さんによって不二子像が変わるのは、原作物でありながら原作とは道を違えた作品だからでしょう。原作ルパンは結構なエログロ作品ですから。

増山さんの不二子が「分かりやすく色気で男に言う事を聞かせる」タイプなら、二階堂さんの不二子は「おっとりとして儚げでつい男が助けたくなる、でも危なくなったら躊躇いなくその男を犠牲にする」怖い女タイプ。

二階堂・不二子のエピソードで「昔の男が復讐に来るもののルパンによって倒されるが、最初から不二子はルパンに自分の代わりに殺らせるつもりだった…ルパンも分かっていながらつい不二子に手を貸してしまう…いつか今度は自分が別の男に殺られる側になると知りつつ」って感じのがありました。

私もまだまだ子供だった時代に観た話ですが、あからさまなエロとかはないのに堪らない色気を感じたものです。

宝塚版の峰不二子は増山江威子さんをベースにしてる感じですよね。まあ多くの人が抱くイメージなのでしょう。大湖せしるさんの不二子には全然色気を感じなかったけど（笑）。

でも宝塚だからアレで良かったんだと思います。アレ以上は…ねえ？ ヒロインですらないわけだし。

宝塚版は「カリオストロの城」手法で他の女性キャラをヒロインとしている作品ですが、カリ城の元ネタであるルブランの「カリオストロ伯爵夫人」から一周回って更に元ネタのカリオストロ伯爵を登場させているのが（なんか自分で言っててこんがらがってきた！）、なんだか面白いなぁと思いました。

あ、宝塚版ルパン三世で一番好きなのは、実はジャンヌとレトーです（笑）。

不二子