窓の外から猫の声🐈🐈🐈

2.5次元とか特撮とか。漫画や小説。平野良と望海風斗。

哀しみのコルドバ

作品の話をしようってんじゃないのです。最初のエリオが一人で踊るシーンと、最後のシーンで同じナレーションが入るじゃないですか。アレ好きなのですよね。


大観衆に囲まれて独り、闘牛場の砂地に立つ

獰猛な黒い塊が突っ込んで来る

あの旋律の瞬間が、何と長い孤独の時であろうか

炎熱の中に凍りつく魂の叫びが聞こえる

栄光と隣り合った死の恐怖

それはあたかも、光と影を併せ持つ

人生そのものの縮図のようだ


初演ではメリッサ役の紫城いずみさんが担当されていました。再演ではリカルド・ロメロの真矢みきさん。再々演もロメロ役の大空祐飛さんでしたか?

望海さんのこのナレーションが大好きで、何度も何度も繰り返し聴いています。望海さんは滑舌が非常に良いので、気持ちいいです。

リカルド・ロメロという役は初演では私の大好きな新城まゆみさんが演じておられました。当時の星組はWトップ娘役・W2番手という変則的な体制。三角形ならぬ五角形。トップに峰さを理さん、トップ娘役に湖条れいかさん・南風まいさん、2番手に日向薫さん・紫苑ゆうさん。新城さんは副組長でした。

安寿ミラさんで再演すると聞いた時は「真矢さんは何を演るんだろ?」と疑問でしたが、まさかのロメロさん。いや、まあ、「その手が有ったか!」と手を打ちましたよ。以降ずっとロメロさんが2番手の役となっています。

そしてナレーションもロメロさんの担当に。紫城いずみさんのナレーションも好きでしたよ。娘役さんのああいう台詞ってなかなか無いですよね。実は真矢さんのは覚えてなかったんですよね〜。つい最近改めて観たら真矢さんでした。

雪組版はDVDを買いました。望海さんのロメロさん渋カッコいい…! 大人の男! はぁ〜メロメロ。お髭姿にオスカー・ジャフィとのあまりの差を感じてちょっと笑ってしまったのはご愛嬌。

トップさんでロメロさんのような役はなかなか無いと思いますが、また渋い大人の男を演じる望海さんも観たいものです。

そして何かの折にまたナレーションを!


闘牛の牛の女S・不二子

×

非ログインユーザーとして返信する