エトワール

「ファントム」のエトワールは愛すみれさんのようですね。

良きかな、良きかな。

エトワールは歌うま娘役でお願いしたいものです。男役だとガッカリします。例え歌の上手い方でも。望海さんもエトワールやった経験があるようですが、望海さんでもやっぱりガッカリ案件です。

路線娘役の顔見せエトワールも却下。真彩さんが幕末の時にやったけど…歌の上手さ的には良いけれど、次から娘役トップなのだから別にやらなくてもって感じですかね。やるならもっと下級生の頃が良かったかな。歌えない路線のエトワールは当然すべて却下。

で、また懐古なのですが、初めて観た（聴いた）エトワールが思い出せない。

星組「ベルばら」の初風諄さん？ いやあれをエトワールと呼んでいいのか？

当時の初風さんは声楽専科、星組トップの鳳蘭さんより上級生でむしろこれで退団の初風諄さんがトップスター。

確か鳳蘭さんは最後大階段からではなくセリ上がりで登場。今では絶対考えられないというか私もこの時しかそんなの観たことがない。

如何に初風諄さんが特別だったかがわかります。

その次に観たのが「NON NON NON」、「星影の人」併演ショー。ストーリー仕立てのショー。でもエトワールは全く思い出せません…エトワールどころか殆ど覚えてません。

次が「ノバ・ボサ・ノバ」なのでエトワールは無し。その次が…星組だったけど、ショーはなんだったっけ？ 「セ・マニフィーク」？ どうだったっけ？ 前物が「滝の白糸」を元にした「夕陽のジプシー」だったことは覚えている。エトワール誰だったんだろう。

月組を初めて生で観たのが「紙漉き恋歌」「バレンシアの熱い花」でショーは無し。榛名由梨さんの単独トップお披露目公演でありながら、前物は２番手の瀬戸内美八さんが主演で榛名さんは出演しないという不思議な公演。でも昔はそういうの割とあったんですよね。

この時のフィナーレも覚えてませんが、メンバー的におそらく潮はるかさんではないかと。

潮はるかさんは後に宝塚歌劇団衣装デザイナーの任田幾英夫人となられた娘役さん。とにかく素晴らしい歌声の持ち主でした。コロラテューラ・ソプラノというのでしたっけ、鈴を転がしたような軽やかで透き通った美しい声が本当に耳に心地よい稀有な歌手でした。

レコードで聴いただけですが大滝子さん退団公演の「長靴をはいた猫」の天女様のお声があまりに美しくて、本当に天女様かと思いました。

花組にいらした潮あかりさんは潮はるかさんの妹さんです。妹さんの方もかなりの美声でした。

エトワールかくあるべし！ なんて言いながら記憶が乏しくて我ながらビックリ。

あ、「確かに素晴らしいけど、これはやり過ぎでしょ」と思ったのは、純名里沙さんの初舞台エトワール。本当に素晴らしい歌声なんだけど、何も初舞台でやらせて反感買う真似しなくても…劇団の先走りが裏目に出た気がします。

歌うま娘役さんのエトワールはどれも好きですが、印象に残ってる中では美々杏里さんのが特に好きでした。他は峰丘奈知さんとか。

一番好きな歌声は先述の潮はるかさんですが。あれより美しい歌声はちょっと思いつかない。

前回の愛すみれさんは低音のエトワールでしたが、今度は高音エトワールなのですよね？

いよいよ明日観に行けるので楽しみでなりません。

無事に観劇できますように！

何のアクシデントもありませんように！

不二子