窓の外から猫の声🐈🐈🐈

2.5次元とか特撮とか。漫画や小説。平野良と望海風斗。

未来という名の過去

或いは過去という名の未来。

人は時として過去を未来の如く夢見ることがある。もしくは心を過去に飛ばしてしまうのか。

儚い幻と知りながら、夢に浸りたくなるものなのかもしれない。

疲れた心にそれは毒のように甘い。


ポエミーな出だしとなりました。正気です。

偶に「アレが見たかった」「コレがこうなら」という夢…いや妄想に囚われます。考えれば結局胸が痛いだけなのに、考えずにはいられない。虚しいですよね。

例えば。


寿ひずるさんのトップが見たかった。結婚が決まっていたし寿さんは身体があまり丈夫ではなかったからご本人もトップは無理と判断したのだけれど、それでも寿さんのトップ姿が見たかった。結婚もあんな結果になると分かっていたらしなかっただろうに…。寿さんの退団でその後のスター分布図は大幅に変わってしまった。トップになるべきではない人がトップになってしまった。

大浦みずきさんと秋篠美帆さんのトップ・コンビが見たかった。ダンスの名手大浦さん(しかも膝を痛めている)には同じくダンサーのひびき美都さんが必要とは分かっているけれど、「アンダーライン」での並びの良さが大好きで大浦さんと秋篠さんが見たかった。現実には秋篠さんは最初から高汐さんとだけのトップ娘役と決まっていたそうで、夢は初めから夢だった。

紫苑ゆうさんと毬藻えりさんのトップ・コンビが見たかった。白城あやかさんには不満は全くないけれど、2作くらいでもいいからシメシギ・コンビが見たかった。ご本人たちもそれを強く望んでいたのを知っているから余計に。紫苑さんが白城さんを見染めたとか今言われているのに腹が立って仕方がない。見染めたのは日向薫さん、花組時代の白城さんを見て紫苑さんに「あの子あんたの相手役に良いんじゃない?」と言った無神経さ。紫苑さんが組みたいのは今あなたの相手役を務める毬藻さんですよ。

天海祐希さんを組み替えさせて欲しかった。もっとしっかり男役な天海さんを見たかった。研7トップ就任ではなく普通に研10以上でトップになって欲しかった。全く未完成なままで退団しないで欲しかった。麻乃佳世さん以外と組んで欲しかった。

久世星佳さんと風花舞さんのトップ・コンビをもっと見たかった。次の真琴つばささんのトップには何の不満もないけれど、風花さんを大きく包み込む大人の魅力の久世さんと自由奔放に縦横無尽に活躍する風花さんが見たかった。「CAN-CAN」は最高だった。あんな風花舞さんをもっともっと見たかった。

高嶺ふぶきさんと花總まりさんのトップ・コンビがもっと見たかった。ノーブルで美しい本当にお似合いのコンビだった。とにかくとにかく美しかった。何もかもが相性が良くて、花總さんが高嶺さんが大好きなのが可愛かった。もしこのコンビで普通任期やっていたら次の轟さん時代もあそこまで落ち込まなかったかもしれない…と思ってしまう。

紫吹淳さんの相手役はダンサーが良かった。誰と思いつくわけじゃないけれど、紫吹さんが思いっきり踊れる相手と組んで欲しかった。映美くららさん自体は好きだけど、紫吹さんには合わなかった。


ああ……虚しさしかない。

やはり人間は過去ではなく未来に生きるべきなのだ。

しかしまあ私って不満だらけなのですね。

「現在」が幸せなのに、贅沢を言ってはいけませんよね。

でも望海さんと真彩さんの任期次第ではまた亡霊化するかもしれません。

嗚呼そうか…私は亡霊だったのですね。ずっと亡霊だったのだわ。

だからこんなにフワフワしているのですね……。


亡霊の女S・不二子

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