情報に疎くて申し訳ない。

馬場さん絡みで右往左往していたら、いつの間にか美弥るりかさん復帰されてたのですね。

大事なくてよかったです。

妹夫婦が復帰の初回を観たそうです。ちょっと緊張感はあったけど普通にこなしていたと言っていました。

義弟の同僚Ｕちゃんは代役の方も観ていたとか。宝塚ファン初心者マークなので代役で観るのは初めてなので、美弥さんのファンでも月城さん風間さんのファンでもないのに緊張しながら観たとか。可愛いですね〜。

２番手の休演というと思い出すのは大浦みずきさんの休演かなぁ？

高汐巴さんのサヨナラ公演「あの日薔薇一輪」、大浦さん２番手最後の公演でしたが膝の半月板損傷手術の為に東京公演を降板。トップに備える為の休演だったと記憶しています。

代役は朝香じゅんさん、以下順繰りに役が変更になったかと。

大劇場は全部出演されたんだったかしら…？ この辺曖昧です。まあ突然の休演ではなかったように思います。

３番手だと一路真輝さんが「サマルカンドの赤い薔薇」で休演したのを覚えています。代役は高嶺ふぶきさん。この役は手品をやらなければならないのですが、高嶺さんは一度も失敗しなかったと飛鳥裕さんがおっしゃっていたのをお聞きしました。確か新人公演でやった役だったのかな。東京公演はまるまる高嶺さんだったはず。

新公主演の休演というのもありました。「紅はこべ」（後年の「スカーレット・ピンパーネル」とは別物）、この頃は新人公演が２回ありその２回目の主演の如月巳麗さんが舞台稽古で怪我をして急遽１回目主演の寿ひずるさんが代役に立ちました。これは既に一度やった役なので余裕の代役でした。私は両方観ていたのですよね。寿さんも如月さんも好きでしたから、嬉しいような残念なような複雑な気持ちでした。

そういえば１回目のショーブラン役が若葉ひろみさんで、後に娘役に転向し「琥珀色の雨にぬれて」のシャロンなどの代表作を残すトップさんになったわけですが、当時はとても綺麗で可愛い男役さん。ショーブランを熱演していたのを微かに覚えています。

急な代役は大変だったと思いますが、「エリザベート」だったのは不幸中の幸い…というと語弊があるでしょうか。宝塚の生徒さんなら殆どの人が観た事があり、すっかり覚えている人も少なくないですし、それに必ず代役稽古をする作品ですものね。それでもいざ代役となると大変な思いをされた事でしょうけれど。

休演する側も辛い事と思います。美弥さんの事は私には分かりませんが、私が昔ファンだった人も何度か休演しているのでファンの方の気持ちは少しは分かるように思います。

無事に復帰はしたものの、今後の事を考えると完全に安堵とはいかないのではないでしょうか。

宝塚の人事はいつも誰かが泣く事になりがちです。それが競争社会と言われればそうかもしれませんが、「平等な競争」とは思えないところがある気がします。

生徒本人の才能や努力をちゃんと見てあげてほしいです。多くの人が「何故？」としか思えない人事は禍根を残すだけです。

温情過多もちょっと…と思いますが。美弥さんの今回の休演は私にはトップにするには若干の不安有りとの判断が為されても仕方がないと思う部分もあります。

それを克服して、ハッキリと「トップにすべき存在」と知らしめる何かが必要かと。具体的にどうすべきかまでは分かりませんが…。無責任な発言かもしれませんが、トップって簡単になれるものであってはいけないと思うのですよね。「待っていればなれる」なんて思って舞台に立ってほしくない。

代役を全うした人達もきちんと評価してあげてほしいです。月城さん風間さんだけでなく順繰りに代役をする事になった下級生の皆さんを。頑張ったのに何も評価されないってやる気を削ぎます。実際そんな目にあった生徒さんを知っているので強く願います。

私は観ないので常に無責任な立場からの発言になってしまいますが、頑張り甲斐のある職場であってほしいと思わずにはいられません。

不二子