るひま

2023/02/09 00:43

spiくんをるひまで観た、と前回書きました。

「るひまって何？」

と、お思いの方もいらっしゃるかも知れません。

いなくても説明しちゃいます。

「るひま」とは、『株式会社　る・ひまわり』の略称。

演劇・映画・イベントなどの企画、製作、運営、宣伝やホームページ制作などなど多岐にわたる業務を展開している会社です。

そのるひまの企画制作する、

「るひまの祭シリーズ」

この祭シリーズは、歴史がなんとなく学べるゆる～いバラエティ番組『戦国鍋TV～なんとなく歴史が学べる映像』の舞台版として2011年に誕生し、続いてきた人気歴史時代劇シリーズ（るひまのサイトからのほぼ丸コピやん）です。

祭シリーズ以外の舞台もたくさん作っているのですが、一番ファンが多いのがこのシリーズかと思います。

まず「で、戦国鍋って？」という方もいらっしゃるはず。

きっとWikipediaとかにも載ってるだろうから、詳細はそちらをご覧いただくとして（！？）。

まあそういうホントにゆる〜い歴史バラエティ番組があったのですよ。

私は番組開始から終了まで、一回も欠かさずに視聴しました。

いろんな若手や若手でない俳優さん達が出演して、真剣にアホな事をやってくれる、それはそれは面白い番組でした。

文章であの面白さを表現する語彙力は私には有りません！

たくさんのコーナーがあり、それら全てのキャストが戦国武将。

戦国武将が来るキャバクラ。

有名な戦をスポーツに例えた戦国ハーフタイム。

信長がママなオカマバー。

軍師たちが電話を受ける戦国サポートセンター。

武将たちがユニットを組んで歌い踊る歌番組。

千利休が経営する侘び寂びを尊ぶブティック。

などなど、他にもいろいろなコーナーがあります。

ものすっごく馬鹿馬鹿しくて、意外と為になって、とにかく楽しい。

近年これの後継番組として『戦国炒飯』という番組もやっていました。

一応中心的役割の俳優さんもいて、それが今はミュージカルでも活躍している村井良大さん。

村井さんはデビュー作の『風魔の小次郎』をたまたま視聴して以来、気になっていた俳優さんで、その後仮面ライダーやテニミュなどを経てこの番組に辿り着きました。

『風魔』は他に古川雄大さんや今度『SPY×FAMILY』でロイドを演じる鈴木拡樹さんなどもデビューしています。他の出演者には藤田玲さんや進藤学さん（世間的にはオチョなのかな）。

平野良さんも『戦国鍋』には何度か出演しています。当時は何とも思ってなかったんですよね……。後番組の『戦国☆男士』にも平野さんメインキャラの一人で出ていて、私はそっちも全部観てましたが……どうも若い頃の平野さんは私の好みではなかったみたいです。

正直『モリミュ』を観るまで平野さんの存在を忘れてました。嵌ってから調べて「あ、この人知ってるやん」となりましたから。劇場で彼の出演舞台も観ていたというのに。

平野良さんは祭シリーズには五度出演していて、うち三作はＷ主演、去年（大阪は今年）は単独主演。

さすがに今年の年末は出ても２部のゲストだろうと思うのですが、去年もそう考えてたんですよね…。

あんまり一人が何度も主演するのは他の人のファンの方からの目が痛いでございます。

一昨年はガチのミュージカル作品で、平野さんは北条義時を演じました。Ｗ主演のもう一人は源頼朝役の内藤大希さん。レミゼなどのグラミュに出ている方ですね。演出も原田優一さんで、本当にちゃんとミュージカルしてました。今度『ドリームガールズ』で望海さんと共演するspiさんはこれに木曾義仲で出演されてたんですね。

去年は徳川家康。そうです、某大河と合わせてますw

るひまのファンから「え、また平野？」「出過ぎじゃない？」「るひまは平野に弱味でも握られているのか？」などなど、どこまで本気かは不明ですがいろいろ言われていたらしいです。

それは私も思わないではないので、腹が立つとかは全くございません。

確かにるひま側にとって平野良さんを主演に置くのは楽なんですよね。

キャリアも長い（デビューは中学生の時）し芝居も歌もダンスも出来る。その上MCも得意。

後輩はもちろん同年代やそれ以上の上の世代にも意見できるキャリアと実力があるというのは、座長としてとても便利がいい。

世間的に知名度が高いわけではない（ちょっと切ない）からオファーもしやすい。

うーん、なんかこう書くとちょっとるひまさん、楽をし過ぎですね。

一昨年のが好き過ぎて去年は単独主演なのにちょっと物足りなかったかも…。６歳から死ぬまでの徳川家康の人生を演じているのは凄かったですが。

一昨年先一昨年に水夏希さん、その前は凰稀かなめさんが出演してらっしゃいました。

水さんの北条政子、めっちゃカッコよくて好きでした。

過去には紫吹淳さんや高嶺ふぶきも。