窓の外から猫の声🐈🐈🐈

2.5次元とか特撮とか。漫画や小説。平野良と望海風斗。

fffーー06

ゲルハルトみたいな友達ほしいなぁ。好きな子持ってかれるけど(笑)。

いやでも良いよ、あんな友達。自分の才能信じてくれて背中を押してくれて、田舎からわざわざ来てくれて心配してくれて。良いやつだなぁ。


朝美さんゲルハルトはあんなにお顔が綺麗なのに、暖かな雰囲気で人柄が良い感じを醸し出していらした。野々花ルイが朝美さんに出逢えて本当によかった。考えたらすごいですけどね、そのままロールヘンの家に連れて帰っちゃうって。

ルイが野々花さんー彩海さんー望海さんと変わる中、ゲルハルトはずっと朝美さん。ロールヘンも星南さんー朝月さんと変わっているのに、朝美さんは朝美さん。でも朝美さんが変わらないからこそ、変わらぬ友情の権化のように思えて良いなと思いました。

望海さんと対すると朝美さんの方が若く見えるのはご愛嬌。でもちゃんと友人同士に見えましたよ。


公演の度に「朝美さん上手くなったなぁ」と思います。今回も台詞の声が前よりずっとしっかり聴こえて、歌も高音部分を除けば芯のある歌声になっていると感じました。

スタイルが悪いとも思わなかったなぁ。良くはないんでしょうけど、特に気にはなりませんでした。たぶん彩風さんの傍に立つとヤバいのかもしれない。知らんけど。

朝美さんの個性ってギラギラしているのかと思っていたのですが、ゲルハルトは春の微風のように暖かく優しい。ギラギラしている朝美さんも好きですが、今回のような朝美さんも好きです。私がロールヘンでもルイよりゲルハルトを選ぶな(笑)。


朝美さんってもっと評価されてもいいと思うんだけど、劇団からの扱いが今一つな気がするのは錯覚ではないですよね? 理由が分からないなあ。あれだけの美貌に実力も伴っていて、何がアカンというのか。宝塚歌劇団とはどうもソリが合わないなぁ。

固執する気はないのでどうなっても構わないっちゃ構わないんですけど、出来れば朝美さんには今後の雪組の要の一人になっていただきたいなあ…と、希望だけは述べておきます。


朝美さんの顔に生まれたかった不二子

fffーー05

退団者というのは何故にこう一際輝くものなのでしょうか。

ゲーテを演じる彩凪翔さんが、これまで以上に大きく鮮烈な光を放っていたのは私の目の錯覚ではないはずです。

役柄的には渋く穏やかではあるのだけれど、人物の大きさ存在感、私が観たどの彩凪さんより素晴らしかった。


彩風さんと同じく彩凪さんも私が認識したのは「ルパン三世」「ファンシーガイ」。石川五ェ門は美しかったけど、五ェ門か?…と言われると微妙なところでした。まだまだ拙いと感じました。今観るとまあこの配役は妥当なのだとは思いますが。

彩風さんに抜かれてからの彩凪さんの方が好き…と言ったら語弊があるかもしれません。朝美さんが雪組に来てお芝居では朝美さんの方が重要な役をやったりして、でもそうなってからの彩凪さんが素晴らしい。

「ひかりふる路」「壬生義士伝」「Once Upon a Time in America」、どの彩凪さんも良い。「ファントム 」のシャンドン伯爵は歌を除けばキラキラしてこれぞ二枚目!って感じでした。歌が歌えれば彩凪さんの道もまた違ったものになっていたかもしれませんね。そんな未来も観てみたかった気がします。

そして「fff」のゲーテ。あの大物感はすごい。望海さんを中央に、上手に彩風さん下手に彩凪さんが登場した時の高揚感は一生忘れられないでしょう。拍手しながら涙が込み上げてきて、何の涙か自分でもよく分からないのだけれど、胸がいっぱいになりました。

穏やかで物静かで、そこにいるだけで安堵できる、あの諭すような話し振りにはなんだか知らないけど「先生!」と言いたくなる、そんな存在。

彩凪翔という人はこんなにも魅力的なんだと改めて思い知らされました。


本音を言えば退団して欲しくないです。でも彩凪さんの未来は彩凪さんのもの。ご自分で決められたことを私がとやかく言う権利もない。

いやでも勿体ないなぁ……。

そう思われるうちに辞めるのが花とも言えるのでしょうけれど。

私が次に観られるのはライビュかライブ配信ですが、彩凪さんの最後の男役を目に焼き付けたいと思います。


ゲーテ先生の生徒になりたい不二子

酔いどれ

最近、夜一人でお酒飲むんです。なんかアル中かよってくらい毎晩飲んでます。朝から飲む時もあってますますアル中疑惑。

ってまあこの程度のアルコールで酔っ払ったりはしないんですが。お酒強いのでなかなか酔いません。

酒の肴にDVDを観てます。望海さんのだと緊張(何故?)するので、もっぱら平野良くんの作品。いつの間にかもう平野作品20本くらい手許に有ります。ビックリ。

でもけっこう同じ作品ばっかり観てる気がします。「憂国のモリアーティ」の1と2、「さよならソルシエ」、後は「インフェルノ」をよく観ます。

「インフェルノ」は高殿円さん原作のラノベ(なのかな?)で漫画化もされているらしいですがどちらも読んでいません。舞台は原作者ご本人の脚本です。

劇場がね、シアターGロッソなんですよ。特撮オタク的にはホームと呼んでいい場所です。ヒーロー・ショーの聖地とも呼ばれるこの地、通った通った、何十回と通い倒しましたよ。テレビで変身前を演じる役者が出る期間はもちろん、そうでない時もちょくちょく観に行ってました。

普通の劇場にはない機構がいろいろあって面白いんですよね。2階が有ったり落ちる為の奈落が有ったり、客席の天井から降りて来れるようになっていたり。まさにヒーロー・ショーの為の劇場。

「インフェルノ」はとてもアクションの多い作品なので、ここを使うのは上手い手だなと思いました。

近未来物と言っていいのかな? ある病が蔓延して放逐された東京を根城にするマフィア達の物語。

平野くんの役は『血の誓約』によってマフィアのボスの次男(かな?)で一つ年下の男の『息子』になった元スラムの住人。

『ファーザー』の為に食材を求めて敵マフィアに追われたり闘ったり。ギャグみたいにガチョウを背負ったり蟹を背負ったりしながらアクションしてますが、これが不思議なくらいカッコいい。ついた異名は『コーザのシェフ』。

最初に観た時「ホンマに平野くん?」と訝ったほど徹頭徹尾イケメン。ザ・二枚目。カッコいい。蟹背負ってるけど。

他の仕事と重なっていて稽古期間が一週間ほどしかなかったというのが信じられないくらいアクション・シーンが多い。3日で覚えたらしいですが、いや3日で出来る量じゃない。平野くんちょっとおかしい。台詞もすぐに覚えられるようだし、舞台俳優としてある種の天才なのかもしれない。

どちらかというと童顔なのであまり如何にもなイケメン役は回って来ないけどーー全くないわけではないーー、この作品のノエルという役は隙のないイケメン役。『ファーザー』であるリッカ役の植田圭輔くんとのW主演で、植田くんがとても背が低い(162あるかないか)ので並ぶと相対的に平野くんの背が高く見える(平野くんは公称174cm)。

話もコンパクトに纏まっていて、共演者も割と上手い人が多いので観てて楽しいです。

アクション好き的にも満足できます。アンサンブルが全員JAE(ジャパン・アクション・エンタープライズ)で殺陣師兼出演者としてJAEの六本木康弘さん。いつの間にか六本木くんもオッサンになって…しみじみ。

唐橋充さんも出てます。水野美紀さんの旦那さん。特撮オタクにとってはライダーであり戦隊の敵幹部であり。面白い役者さんです。カッコいいのに常にふざけているような感じで、でもやっぱりカッコいい。ちなみに画家でもありデザイナーでもあります。

とにかくカッコいい平野くんを観たい時はこのDVD。普段より痩せてる時でもあるせいか本当にイケメン。

イケメンを肴に飲む酒は美味しいですね!

今ちょっとふっくらさんなので、もう少し痩せて欲しいなぁ。色気あって嫌いじゃないけどね。

以上、酔っ払いの戯言でした。


ワイン以外なら何でも飲む不二子