誰しも第一の人
初っ端から申します。
「第二の天海祐希」も「第二の柚希礼音」も要らない。
「第二の〜」なんて失礼きわまりない言い方ではありませんか?
ちょっと似ている箇所がある、ちょっと状況が似ている…けれど人は皆「第一の誰か」なのですよ。
自分がそう言われる立場として想像してみてください。嬉しいですか? 私は全く嬉しくないです。むしろ腹が立ちます。自分を否定されたような気がします。
もちろんこれは私の場合の話なので、嬉しい!って人がいたからって反論はしません。
でも「第二の」って言われて大成した人っていないと思うんですよね。第二である限り永遠に第一の人には勝てない。もし勝てたとしたら、その人はその時点で「第一」になっているはずです。
ここでお名前を挙げるのは若干憚られますが、大和悠河さんや珠城りょうさん…第二の天海祐希にも柚希礼音にも、大地真央にもなれてはいない。
なる必要がないのです。しかし何故か劇団は、一部のファンは、「第二の〜」を求める。
私には理解出来ない。大和さんには大和さんの、珠城さんには珠城さんの魅力がある。それをそのまま受け入れたらいいのに…。
そのうち「第二の明日海りお」を標榜する誰かを「作る」のかしら?
不毛だなぁ〜。
以前、私は「明日海りおさんを見ていると安奈淳さんを思い出す」と書きましたが、あれは明日海さんを「第二の安奈淳」さんと思ってのことではないです。明日海さんはどこまでも「第一の明日海りお」なのです。
私の愛する望海さんも、朝香じゅんさんに似ている、杜けあきさんを彷彿とさせる、香寿たつきさんみもある、もっと言えば汀夏子さんっぽさも感じる。でもその誰でもなく、望海さんはただ一人の望海さん。
「第二の天海祐希」の夢は幻だと気付いて欲しい。永遠にそんな人は現れないのですから。
不二子🐈