窓の外から猫の声🐈🐈🐈

2.5次元とか特撮とか。漫画や小説。平野良と望海風斗。

周回遅れの哀しみ

ご存知のことと存じますが、私は現在雪組公演しか観劇に行っておりません。しかも望海風斗さんが出演している公演のみです。

これは諸々の事情により致しかたないのです。出来るなら私もせめて一回は生で観たい。けれども現実には勝てません。人間諦めも肝心です。

故に他の組はスカイ・ステージでの映像でしか観ていないわけです。これがね〜ちょっと哀しい。時間のズレがどうにも哀しい。生ではないのもですが、時間は巻き戻せないじゃないですか。気になる生徒さんを見つけても既に退団している…なんてこともあるわけですよ。「あーコレ生で観たかった!」などと思っても過去には戻れない。切ない。逆に現在進行形で評判が良くても「一年後にお会いしましょう(泣)」なのです。

「じゃあ観に行けよ」って話ですが、それは無理。無理ったら無理! 無理なの! ムキーッ!

取り乱しました、失礼。

若い頃は本当に宝塚に通いまくってました。お金も時間も宝塚に注いでいた時期がありました。一時期完全に離れるまでは「観ない」という選択肢はなかったように思います。

今は仕方ないとはいえ「観ない」でいられる自分がいます。唯一の望海さんの公演ですら多くても3回です。昔は二桁当たり前だったのになあ。

どっぷり浸かってないからか、生徒さんを見る目も冷静だなと思います。演出他の先生方にはあまり関心もないですし、劇団そのものへも冷たいなと自分で思います。

どの公演も生で観たい自分と宝塚を突き放している自分が同居しています。

昔も昔、子供の頃なんてなーんにも考えてませんでした。人事のことも劇団が発表したことが全てで、疑問すら湧きませんでした。平和でしたねえ。

生徒さんの人気の有無なんて体感したことありません。例えば「ベルばら4強」のうち一番知名度のある鳳蘭さんは意外と人気なく、汀夏子さんがずば抜けて人気だった…なんてのは知り合ったお姉様方から聞いた話で、私は実感したことはありません。

松あきらさんが単独トップから順みつきさんとのWトップに降格されたことにと何の疑問も抱いてませんでした。我ながら考えなさ過ぎな気もしますけどね…。

たぶんあの頃は劇団のすることに疑問を持ってなかったんですね。まさか宝塚歌劇団たるものが無茶苦茶なことをするなんて思いもよらなかった。そうでないことを知ったのはいつだったのでしょう? 覚えていませんが、いつからか劇団を信用しなくなってしまいました。

信用も信頼もしていない。ずいぶんな話です。ブランクを経て戻って来てもやっぱり同じこと。宝塚歌劇団は信用・信頼に値する場所ではなかった。

でも生徒さんにはそれは関係のない問題です。舞台で頑張っている生徒さんには常にエールを送りたい。

一度しかない人生、宝塚を選んだからには全力を尽くして、そして楽しんでいただきたい。他人がどう言おうと自分の人生です。好きなように生きて欲しいと思います。

さればこそ此方も応援のしがいがあるというもの。

周回遅れの惰弱者ですが、これでも応援はしているのです。気持ちだけですけどね。

人生儘ならぬものですね。ま、しょうがないです。


凪七さんにはずっといて欲しい不二子

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