窓の外から猫の声🐈🐈🐈

2.5次元とか特撮とか。漫画や小説。平野良と望海風斗。

壬生Revolution 2

11列30番で観劇できたのです。通路席!

普段あまり客席降りを良く思っていない私。何故かと言いますと、客席降りって盛り上がるじゃないですか、でも出演者が近くまで来て盛り上がるのって当たり前で…それってそのショー本来の出来とは別物ですよね? 客席降りでなんか盛り上がった気になるのって邪道だと思うわけです。

私はショーの内容で満足させて欲しいのです。客席降りでごまかさないでもらいたい。偶にやるのはまあいいかもしれませんが多用はよろしくない。それに2階席とか通路から遠い人置いてきぼりになりますし。

今回望海さん始めスターさんが銀橋に残ったのは良いと思いました。客席降りやるにしてもこれくらいが妥当かな。

で、私のすぐ横にいらしたのは透真かずきさんでした。見上げたら目を見てニッコリしてくださって惚れそうになりました。現金ですね。素敵でした。

気分は高揚しましたが、それでもやっぱり客席降り肯定派には転びません。ごまかされないからね! ショー自体はつまんなかったからね!

壬生より先にショーの話してますけど、なんかものすっごくモヤモヤしているんです。

ショーって創るの難しいとは思うのですよ。

「ショーとは何ぞや?」

という問いに私は明確な答えを提出できない。歌とダンスで表現する舞台? そんな単純なものではないですよね。

スターが歌って踊っていれば満足できるのかというとそんなことはない。当然選曲も振り付けも衣裳も照明もセットも、全てが重要。そしてテーマ。

今回「音楽」というテーマが大き過ぎて焦点がボヤけたように感じます。だって音楽って…当たり前じゃないですか。音楽のないショーなんて有り得ない。「音楽革命」の「革命」部分が全然見えて来なかった。何か「Revolution」起きてました?

望海さんで「音楽」で「革命」って言われたらそりゃ期待しますよ。望海さんにしか出来ない何かすごいの観られるのかと胸を膨らませてしまいますよ。

宝塚の演出家に期待するのが愚かと言われればそうなのです。中村B先生なんだし! 私がよく観ていた頃はまだまだ若手の演出家さんでしたが、才能って無いモノは伸びないよねそりゃ…と溜め息をつくしかありません。

もちろん良いところもあります。全部ダメとは言わない。でもその良いところが部分的すぎてまだ頭の中が整理できていません。

ところで彩風咲奈さん担当のシーンってこれまでのショーでどれも印象が似ている気がするのは錯覚ですかね?

いや違うんですよ、違うんだけど…何故か受ける印象が似ている。なんか「海の見える街」の派生のように感じられる。今回は特に。創り手の怠慢かしら?

後メンバー的にとても期待した永久輝せあさんのシーン、ダンスが綺麗に見えなかったのはどうしてでしょう。ダンサーばっかりのはずなのに、全体像が汚かった。それはロケットにも感じました。ごちゃごちゃして全然綺麗じゃない。

演出家は客席からどう見えるかをもっと意識して創って欲しいと、何処にいるのか知らない脳内中村B先生の頭をポカリとドツキました。


好きなショーはとても少ない不二子

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