組み替え徒然 2
星組さんって私は麻路さきさんの「誠の群像」を最後に観劇していないのです。近年後追いで映像を観たりはしております。
あ、違う。湖月わたるさんの「王家に捧ぐ歌」だけは観たわ! あれが本当の最後でした。失礼しました。
さて組み替えで愛月ひかるさんが星組に行かれます。専科からの異動。ふむ。
他人事ながら礼真琴さんの2番手はどうするのかしら? と案じておりました。正直申し上げて瀬央ゆりあさんではあまりにも頼りない。礼さんの負担が大き過ぎる。
いや瀬央さんには瀬央さんの魅力があり、どんな風に育って行くか楽しみな人材ではあるのですよ。でも礼さんと同期ながら才能も経験も全く及ばないのが現実です。才能はもしかしたら未だ眠っている何かがある可能性はあります。でも経験不足はどうしようもない。これから積み上げていく他ありません。
2番手になるには両方がバランス良くあるか、どちらかが突出していないとトップさんの足を引っ張ってしまいます。
今の瀬央さんでは礼さんを支えるどころか礼さんに支えてもらわないといけない。
そんな危惧を感じていた星組に愛月さんの加入は願ってもない人材派遣。才能はともかく経験値では愛月さんの方が遥かに上回ります。
ごく単純に考えて、礼さん・愛月さん・瀬央さんの順で礼さんトップ時代を始めることと存じます。
とはいえ、数年先に礼真琴さんが退団される頃に同じ布陣かどうかは分かりません。礼さんの次のトップが何方になるかは現時点では何も言えないと考えます。そもそも礼さんが何年トップをされるかも分からないのですし。
それが分かる時期に私が宝塚を未だ観ているかどうかすら怪しいです。
愛月さんと瀬央さん。私は別段どちらにも肩入れしてはおりません。劇団の裏事情など興味はありません。とりあえずはお二人とも死にものぐるいで頑張ってくださいとエールを贈りたいと存じます。
競争社会ですから誰もが幸せになれる世界ではありません。幸せは自らの手で摑み取ってください。死ぬ気でやればもしかしたら突破できる壁もあるかもしれませんよ。
トップになれなくてものんびり楽しく舞台に立つ宝塚生活も有りですけどね。それもまた幸せ。幸せは自分で決めるものです。
お二方の幸せを細やかながらお祈り申し上げます。
礼さんトップはちょっと観てみたい不二子