窓の外から猫の声🐈🐈🐈

2.5次元とか特撮とか。漫画や小説。平野良と望海風斗。

美の殿上人・彩凪翔さん

美しいんですよ、彩凪さん。

いや今さら私如きが申すまでもなく皆さん先刻ご存知の事ではありましょうが。

「容姿端麗」が受験要項に有る学校に合格する時点で確実に私らのような一般人とは別世界の住人なのですが、その中でも格別に美しい方がいらっしゃいます。

彩凪さんもそんな美の殿上人の一人。


話飛びますが、私今をときめくイケメン俳優・吉沢亮さんに太秦映画村の裏手でバッタリお会いしたことがあるんですよ。

「仮面ライダーフォーゼ」の映画の撮影で、吉沢亮さんは沖田総司の扮装してらっしゃいました。因みに福士蒼汰さんは宮本武蔵。なんでそんな扮装してたのかは忘れました(笑)。

映画村開場より遥かに早くから撮影は進んでいたらしいのですが、ちょっと寝坊して開場時間に遅れた私はそんなことはつゆ知らず裏門の方から焦りつつ中に入ったわけです。

窓口の人以外、誰〜れも居ない状態で…しかし向こうの方からなんか後光が差してる新選組の人が歩いて来る。ド近眼な私は近くまで来て漸くそれが吉沢亮さんと判別できました。

もうね!

あまりのイケメンさに!

あまりの美しさに!

あまりの眩しさに!

目が潰れるかと思いましたよ!

吉沢亮さんも美の殿上人だった!

ちゃっかり握手してもらい、ちょっとだけお話しさせてもらいました。

いやしかしホント、この世の者とは俄かには信じられぬ美貌でした…。キラッキラしてました。テレビで見る何百倍もの美!

しかも気さくとか、神は平等ではないと改めて感じ入った事件でした。

ま、その後は本来の目的であるスーツアクターさん見学に勤しみましたけどね。我が神・高岩成二さんこそが目的でしたから。

あ、更にちゃっかり福士蒼汰さんにも握手してもらったミーハーですみません。


閑話休題。

美は時としてそれそのものが目的となってしまう危険を孕んでいます。

宝塚に於いて「美」は確かに目的の一つではありますが、決してそれが全てではない。

美しい役者は美しい役を演じる為に存在するのです。演じるという事は美しさだけでは成り立たない。つまり美は手段であるわけです。

美しいだけで良いのなら人形でも飾っておけばいい。息をし汗をかいてもぐしゃぐしゃに涙しても美しい…それであって初めて美に価値が生まれる。

彩凪翔さんの美は、まだまだ真の力を発揮してないのでは?…と常々考えています。まだ美しいだけを完全には脱却できていないような気がしています。

彩凪さんのやられた役の中では、私は「ひかりふる路」のロラン夫人が一番好きです。ご本人の御心は知りませんが、男役の時より楽に発声できているように聴こえましたし、美しさも役に対して妙手になっていました。

色気はちょっと足りなかったけど仇っぽさはあり、女と言えど政治家である強さ強かさを充分に表現。何より処刑される時の凜とした気高さ。

雪組の中でこの役を彩凪さん以上に演じ得る役者は思い付きません。

男役だと喉を締め付けてしまう癖はどうにかならないのでしょうかねえ…。非常にもったいない。

今さらなんて言わず、根本的改革を実行して欲しいと切に願います。発声が良くなれば台詞だけでなく歌も格段に良くなるんじゃないかと思うんですよね。

因みに二番目に好きな彩凪さんは「誠の群像」の勝海舟です。普段大阪弁の彩凪さんがべらんめえ調を話す難しさ。それが逆によかったのか、相変わらず喉は閉まっているんだけどそこを起点に声が放たれる感じで…素敵でした。不思議なものですね。

私は彩凪さんには出来る限り在団していただきたい派です。

もちろん結婚や他にやりたい事が出来たなら仕方ないけど、そうでないならずっと宝塚にいてください。もっともっと可能性は広がっているはずです。まだまだ彩凪翔の全てを舞台で見せてはいないはずなのです。

真の美の殿上人になってください。お願いします。


不二子

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