窓の外から猫の声🐈🐈🐈

2.5次元とか特撮とか。漫画や小説。平野良と望海風斗。

再演?希望シリーズ3

「風と共に去りぬ」

マーガレット・ミッチェル原作、ヴィヴィアン・リー主演の映画はあまりにも有名。宝塚では1977年に初演、以後何度も再演されています。

宝塚版では「バトラー編」「スカーレット編」があります。取り上げるエピソードが違ったりしますが、原作から大きくストーリーが掛け離れているわけではない。スカーレットⅡの存在以外は。

なんなのだよⅡとは。意味が分からないのだよ。思わず緑間になってしまったのだよ。


植田紳爾という演出家が嫌いです。

これまで誰であっても「あまり好きではない」なんて言い方をしてきましたが、この人に関してはハッキリ言います。嫌いです。

理由の一つは、昔贔屓がこの人に酷い目に合わされたこと。ちょっとここには書けないレベルのことです。当時かなりディープなファンで「贔屓→おば様→私」の順で電話がかかって来るという普通のファンとしては限りなく近い位置にいました。(直接知り合いな生徒さんもいたけど、それは贔屓にはならなかった)

表沙汰には出来ないし、したとしても証拠を見せられないから信じてはもらえなかったでしょう。だから余計に嫌い。蛇蝎の如く、という言葉があるけど蛇蝎に失礼なくらいに大嫌い。

もう一つは単純に彼の作品が嫌い。好きなの一つもない。有るかもしれないけど思い出せない。

私が宝塚を観るようになったキッカケは確かに「ベルサイユのばら」ですが、別に氏の作品を好きになってのことではないです。宝塚の煌びやかさに少女らしい憧れを抱いたまでのこと。原作は名作だと思いますが、宝塚の「ベルばら」はむしろ嫌い。

ただ氏を少し弁護するなら、本来彼は三本立ての真ん中の短い作品を創作するのに向いている人なのです。たまたま「ベルばら」を担当してヒットしたから勘違いが発生しただけで、「風共に去りぬ」も向いてはいなかった。

しかしどうあろうと観客からお金を払ってもらうからには、料金に見合った作品を提供するのが仕事。才能がないのは悲劇ですが、それを観せられる観客にはもっと悲劇です。

もし今彼が雪組担当しまーす、となったら私は発狂しそうです。行くけどさ…しかたなく。


だから今回「再演希望」とは銘打ってはいますが、正確には再演ではなく新しい「風と共に去りぬ」を上演希望です。

氏が存在する限り不可能なのかなぁ? ま、そこは考えないとして。

望海さんのレット・バトラーと真彩さんのスカーレット・オハラを観てみたいです。

スカーレットは男役さんが演じることが多いけれど、私は神奈美帆さんが一番好きなスカーレットなので娘役さんに演ってもらいたいです。

アシュレは彩風さんがピッタリ。優しさと知性を感じる憧れの王子様。メラニーは朝月希和さんだな〜。

後はどの登場人物を出すか次第。やっぱり役が少ないかな。別箱やな!

「20世紀号に乗って」のポスターを見て、想いを強くしました。絶対似合う。あのポスターの二人は生まれ変わったバトラーとスカーレットのよう。

初風諄さんの時代なら娘役が主役も有り(『白い花がほほえむ』で知られる「ラムール・ア・パリ」とか)で、娘役スカーレットが主役になれるけど、無理だもんなぁ…。真彩さんなら主役いけるんだけどな。おっと望海さんのファンとも思えぬ発言。いや、二人は対等なのが良いのです。対等に舞台でバッチバチに火花を散らして欲しい。

真彩さんのスカーレットなら逞しくタラの大地に立つでしょう。望海さんのバトラーは無頼漢ぶりと内面の繊細さが調和して魅力的な男性になることでしょう。

問題は脚本と演出。誰ならマトモな「風共」を書いてくれますかね?

HELP ME !!

不二子🐈

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