窓の外から猫の声🐈🐈🐈

2.5次元とか特撮とか。漫画や小説。平野良と望海風斗。

後援会の「会」

今の私には関係ないし、過去にもあまり良い思い出はありませんが…。いや楽しい思い出もいっぱい有った有った、有ったはず。

宝塚のファンクラブ通称「会」。FCと書くことも多いですが、分かりやすくする為にそう書いています。

私が昔々入っていた会も「〇〇会」という名称でした。「〇〇倶楽部」なんていう名称にしているところもありますね。

私ね、会に出したお金に関しては使い道には何の感情も持ったことがないのです。

最後に入会していた会では私は一番古参のグループにいました。本当はそこまで古参じゃなかったんだけど或ることがキッカケでそこに入れてもらっていました。

そういう位置にいるといろんな話が耳に入って来るし、スタッフさんの感情もダイレクトに伝わって来る。会員のスタッフへの不満不平も。アシスタントになった子の「何もいいこと無い!」という嘆きも有りました。

某元トップの方のことで会のお金について関心も高まったかもしれませんが、もちろん脱税はいけませんが…私自身は本当にどうでもよかった。

スタッフの公演中の宿泊費や食費に使われようが生徒さんの生活費になろうが、知ったこっちゃない。

たぶんね、私は「会」を「ファンクラブ」だとは思っていなかったのです。「後援会」と認識していたと思います。

何処が違うんだ?って…? 違いますよね。ファンクラブはファンの為にあるけど、後援会は生徒さんの為にある。

何かを与えられる為にお金を出すのがファンクラブ、何かを与える為にお金を出すのが後援会。

私はずっと後者だと思っていました。観劇もお茶会も入出待ちも何もかも。

とんだ奴隷根性ですが、当時の私は応援している生徒さんの為になるなら…と必死だったし、それで幸せでした。

スタッフさんはいつもピリピリしていて怖かったけど、当の生徒さんが退団後に全然関係ない趣味の場所でバッタリお会いしたら…超笑顔でふんわりした雰囲気に変貌していました。

あれはビックリしたなあ。スタッフさんの中でも一番怖い人だったのに、とても楽しそうで気さくで優しくなっていた。こっちがこの人の本質なんだな〜と実感しました。

スタッフさんって結構大変なんだなぁってしみじみ感じましたね。私にはそこまでは出来ない。ムラも東京も近いわけではないけど遠いって程でもない距離に私はそれぞれ住んでいましたが(今もそんな距離。梅田なら近いと感じる)、スタッフになろうと思ったことはないなあ。

応援してる生徒さんが2番手だった頃、トップさんと入れ替わりにはける際、拍手をしてはいけない…とかトップ会からお達しが有ったりね。厳しい決まりがたくさん有って、窮屈ではありました。

そういうのも全部、唯々諾々と従っていました。今なら「めんどくさ」の一言ですけど。

別に嫌だったわけではないですが、久方ぶりに望海さんのファンになった時、会に入ろうと全く思わなかったのはやっぱり辛かったのかもしれないですね。

まああの頃とは年齢も違いますし、体力的に無理なところはあります。

Uさん(当ブログに度々登場するビギナーファン)はあの頃の私より年上ですが、そこはビギナーのパワーってもの。スタートダッシュがすごいのです。

私はもう無理。実際環境がそれを許さないし、冷静に考えて望海さんに私は必要ない。

「必要とされる」ってかなりモチベーションが上がりませんか? 実際にどうかは関係ないのですよ。そう感じるかどうかが肝心。

今お休み中ですが、馬場良馬くんにはいろんな提案をしてました。そして馬場くん本人に「それ助かる! お願いします!」と直接言ってもらえてモチベーション上がりまくりましたもの。

「誰かの為に何かをしたい」…その気持ちが応援かなと私個人は考えます。烏滸がましいかもしれないけれども。

だから今の私は望海さんを「応援」はしていません。ただただ望海さんから与えられる観劇の幸せを享受しているだけ。

今の私にはそれだけでいい。

それもまたファンの在り方の一つ。

望海さんだけで精一杯です。一つだけ選んだのが望海さんの舞台。

お金もないし時間はあるけど暇はない、そんな私の生活の潤いなのです、望海風斗さんが。

会に入ってらっしゃる方々に応援は託します。応援に見合った幸せが訪れることを祈っております。

祈る女S・不二子

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