窓の外から猫の声🐈🐈🐈

2.5次元とか特撮とか。漫画や小説。平野良と望海風斗。

初めてのお茶会

宝塚の生徒さんに会と呼ばれる私設ファンクラブがあって、公演のたびにお茶会という名の集いが開催されると知ったのは小学生の時。

何故そうなったのか全然分からないのですが、私は初めてお茶会に参加することになりました。もちろん一人でではなく、母と妹も一緒に。

元雪組の男役さんで、上條あきらさんという方のお茶会でした。上條さんは今で言うと…そうですね…花組の瀬戸かずやさんのような存在でした。トップにはならないし2番手より上級生だけど常に良い役を演じているって感じ。「星影の人」の初演の山南敬助をやった方です。

本当なんで上條さんのお茶会に行くことになったのかサッパリ分かりません。当時も分かってなかったと思います。上條さんのことは好きでしたけどね。でもファンって程ではない。

母なら知っていたかもしれませんが、もう惚けてますしね…。

経緯は分からないけれど、とにかくそれが私のお茶会初体験です。劇場近くの喫茶店の2階を借り切って開催されました。今のように誰もがホテルでやるような時代ではなかったんだと思います。まあトップの汀夏子さんや麻実れいさんが何処でやっていたのかは存じませんが。

参加者は30人くらい? もっといたかな? こじんまりしてアットホームな雰囲気でした。具体的な話の内容とかは全く覚えてませんが、上條さんのお人柄がとても暖かくて優しいと感じたことは記憶しております。

ギターの弾き語りをしてくださいました。曲は忘れましたが、とてもお上手でらしたと思います。

たぶん私は初めて身近に見る「宝塚の生徒さん」にワクワクしていたんじゃないかしら。それまで雲の上の存在だと感じていた宝塚の方を、こんなに近くに拝見して話しかけてくださったりして…楽しかったです、ただただ楽しかった。楽しかったし嬉しかった。

上條さんのファンにはならなかったけれど、お茶会へのハードルは殆ど地面のちょっとした出っ張り程度に低くなりました。

ファンとして参加したのは寿ひずるさんのですが、何回も行き過ぎて最初が何処だったか忘れてしまいました。南口会館だったかなあ? たぶんそんな感じの所です。最後はホテルでしたけどね。

それ以降、宝塚を離れるまでいろんな生徒さんのお茶会に参加したと思います。だいぶ記憶も薄れていますが、「面白かったお茶会」なら真琴つばささんのが面白かったです。話し上手な方ですよね。「つまらなかったお茶会」は思い当たりません。みんなそれなりに楽しんでいたと思います。

もう二度とお茶会に参加することはないでしょうけれど、行かれる方はただただ楽しんでくださいと申し上げたいです。他の人と比べて人数が多い少ないと気を揉んでいては楽しくないです。まず「自分」が楽しむことが大切だと思います。

せっかくの思い出が苦いものにならないよう、お気をつけ遊ばしませ。


とはいえ人数は気になるよね・不二子

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