20世紀号に乗って・14
マックス・ジェイコブズ。オスカーの元助手。今は敏腕プロデューサー。まともそうでやっぱりおかしい人。おかしい人しか出て来ないから! どうなってんの20世紀号!
一幕では回想のシーンで少し助手時代のマックスが出て来ます。
ごめんなさい3列目で観てたのに気付きませんでした。だって望海さんと真彩さんばっかり観てたから……。
あ、でも乗客たちの中にいる時は結構気がつきましたよ。目立ちますよね彼女。
マックスは物語の終盤に登場します。優秀なプロデューサーには違いない。サマセット・モームに脚本書かせてるし。脚本を(すごいスピードで)読んだリリーが絶賛してましたもんね。途中からオスカー提案の「マグダラのマリア」がリリーの頭の中で混ざっちゃいますけど。モーム涙目。
結局「バベット」は他の人が上演することになるのかなあ? リリーはオスカーと組んで「マグダラのマリア」をやりそうだし。
レティシアさんの小切手は無効だけど(たぶん禁治産者)、プリムローズさん家は幾ばくかは出してくれるんじゃないかしら? めっちゃ迷惑かけたしね。
マックスはリリーを純粋に女優としてしか見てないんですね。恋愛感情は全くないっぽい。ただただプロデューサーとしてハリウッドの有名女優であるリリーと組みたかっただけ。
リリーがオスカーとよりを戻したのを見て、ちょいと肩を竦め颯爽と帰って行きました。来た時は飛行機だったけど、もうニューヨークに着いてるから直ぐに家に帰れるのかな?
マックス登場シーン、「若手スター登場しましたー!」感がすごい。さすが期待の新人。学年にしては確かに達者。華もあるんでしょうねえ。
彼女の育成を間違えないで欲しいと思いました。
フィナーレの頭を飾るのも縣さん。ここは…お歌が……厳しい。彼女の課題は歌ですねえ。もうちょっと何とかならないと。可愛いですけどね。でも可愛いのは新公学年までですよ。
雪組かどうかは知らないけれど、縣さんは間違いなくトップに立つ人材でしょう。今はひたすらひたすら技術を向上させる努力あるのみと思いました。
マグダラの不二子