窓の外から猫の声🐈🐈🐈

2.5次元とか特撮とか。漫画や小説。平野良と望海風斗。

陥落の瞬間

ファンになってしまう「瞬間」ってありませんか?

いつもそうなわけではないのですが、その瞬間にその人のファンになってしまったという場合があります。

覚えているのはあまり多くはないのですが…。


汀夏子さん。「あかねさす紫の花」プロローグで伏せて顔を少し隠していた右手をパッと開いた「瞬間」。カッコいい!と落ちました。それまでも好きだったけど、その瞬間に間違いなく私はファンになりました。

麻実れいさん。「風と共に去りぬ」プロローグでせり上がって来た「瞬間」。それまで少し苦手だった麻実さんに落ちました。めちゃくちゃカッコよかったです。

大地真央さん。ずっと好きではあったのですが、「天明ふぁんたじい」最後の斬首される「瞬間」。あまりの美しさに息を飲みました。首を落とすタイミングが絶妙で、表情を消したお顔が本当に美麗。もっとファンになりました。


今パッと思いつくのはこれくらいですが、他にもそんな「瞬間」があったはずなのです。

それぞれ「贔屓」とまではいかなかったけれど、以来ずっとファンです。

麻実れいさんは退団10周年に「ハムレット」で男役をされました。観に行きましたよ〜。なんと最前列。舞台に座った役者さんの一人と目が合ってしまい、しばらく二人して笑いを堪えるのに必死になりました。

麻美さんのハムレットはそりゃあもうカッコよかったです! 10年男役をやっていないブランクを感じさせないカッコよさ。髪は長いままでしたが関係ありません。

登場した瞬間のあの圧倒的な存在感。もう男役とか女役とか区別するのは無意味。そこに「いる」だけで主役。本当にすごい方だと思いました。

この時のオフィーリアが羽野晶紀さんだったのですが、まるで妖精のような可憐さ可愛さ。羽根が生えているように軽やかなオフィーリアでした。伊達に劇団新感線の看板女優だったわけじゃないな〜と思いました。


望海さんに落ちた「瞬間」というのはないのですが、私の頭の中で「猿飛佐助」と「カリオストロ伯爵」が一致した瞬間がそれにあたるでしょうか。あの時、私の中で「カチッ」と音がしたような気がします。あれが落ちた「瞬間」かなあ、やっぱり?


落ちる女S・不二子

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