扉を〜開けて〜って言ってるでしょ、いるの分かってるんだから新一〜ッ!
おっとエリザのはずが何故か途中から毛利蘭ちゃんに。この扉はこの後蹴破られる予定です。
義弟の同僚の女性が珠城りょうさんのファンなのだそうです。わりと最近にファンになり、坂道を転がるようにのめり込んでらっしゃるとか。
きっかけとかは失念しましたが珠城さんを「たま様」と呼び、ただただ憧れ敬っているとのこと。
良いですね〜一番楽しい時期ですね〜。今はもう生活の全てがたま様色に染まり、たま様の話をする彼女の瞳はキラキラと輝いている。
幸福は何処に転がっているか分かりませんから、偶には前ばかりでなく上下左右ついでに背後も見てみた方が良いかもしれませんね〜。
目の前に扉があったら開けてみるのも一興です。開けてくれればですが。何なら蹴破るという手も。
先日の台風の日、彼女…仮にUちゃんとします…は午前午後とチケットを確保していたのですが、地元から脱出できなくて悲しくも諦めるしかなく、シクシク涙で枕を濡らして一日を過ごしたそうな。
でもこれはしかたない。自然には勝てません。人間なんてちっぽけな存在なのです。
人間は自然のご機嫌一つで滅ぶことさえありますが、自然の方は人間のことなんて知ったこっちゃない。蟻を踏んでも気付かない象🐘みたいなもの。ただ行き過ぎるのみ。
私も昔ありました、そうアレは阪神淡路大震災。贔屓の出演する公演は中止になりましたよね…。
それ以上に震災が贔屓のその後の人生を狂わせたなと思ってます。詳細は省きますが、人生観を変え生活を変え、宝塚での生き方を変えて…私の目には奈落に飛び込んで行くかの如き有り様でした。
贔屓が退団した後もしばらく応援してはいたけれど、
「このままではこの人を嫌いになってしまう。好きでいるうちに離れよう…」
と、お別れしました。苦しかったなあ〜。震災が無ければああもツラい事態にはならなかったかもしれない。詳細は、書きませんけど。
私はUちゃんにはひたすら楽しいだけのファン生活を送ってほしいです。
たまに義弟を通じていろいろ質問されますが、なるべく深入りし過ぎないよう、宝塚の嫌な面を知ることがないよう誘導してます。
余計なお世話かもしれませんが、Uちゃんが少なくとも珠城さん退団の日までは幸せなファンのままでいられるよう、勝手ながら私の判断を通させていただいてます。
それでもUちゃんが自然な成り行きで辛い思い悲しい思いをすることになってしまったなら…それも運命と諦めるしかありません。
珠城さんのトート閣下、私は観劇していないので何も言えませんが、Uちゃんは「ステキ❣️」とウットリしているそうなので、そのままずっと珠城さんに憧れ続けてもらいたいですね。
ちなみに私が劇場に足を運んで観た「エリザベート」は、初演と星組の再演、月組の彩輝なお(当時は彩輝直)さんトートだけです。
DVDでも全部は観ていません。
歌なら初演、演技なら麻路さきさんトート、歌もダンスも演技も下手なんだけど何故か彩輝さんのトートは好きでした。
望海さん率いる雪組で演ることはないでしょうから、私がまたエリザを舞台で観るのはいつになるやら知れませんね。
Uちゃんのヅカオタ人生に幸あらんことを。
不二子